山と川に囲まれた宿場町にある古民家【金渓】に泊まり、土地の風土や暮らしを存分に味わう旅。
東を八ヶ岳、西を里山に挟まれた茅野市金沢の町。その中でも急な坂を登ってたどり着いた高台に、古民家【金渓】はあります。目の前は流れの速い川で、常にせせらぎの音が耳に届きます。
ここで穏やかな時間を過ごしながら、都会では失われつつある季節の移ろいや、自然からの恵み、歴史の積み重ねの上に紡がれた文化を、五感で体験できる旅時間の過ごし方をコーディネートしました。
ここでしかできない暮らすような旅を、
あなたの大切な人とぜひ。
所要日数 | 3日間 |
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期間 | 通年 |
特にオススメしたい人 | 都会の喧噪からはなれ穏やかな時間を過ごしたい人。季節を感じた暮らしを体験してみたい人。 |
まずは、ちの旅案内所で説明を受けた後、古民家を改装した宿泊施設へ。
案内人が運転する車は、急な坂を一気に上がって、目の前に川が流れる古民家【金渓】にたどり着く。
中に入ると、古民家の立派な梁や柱を活かして改装した落ち着いた佇まい。
床暖房やペレットストーブがとても暖かく、開放感たっぷりの大きな窓からは遠くの山並みが見えた。
まずはしばらく、「何もしない時間」を堪能してみることにした。
しばらくゆったりとした時間を過ごしたら、田園風景の広がる町を散歩しながら温泉施設へ。どこにでもある銭湯のような佇まいが懐かしい。
少しぬめりけのあるお湯は、上がった後いつまでも体をあたためてくれるような気がして、心も体も芯からあったまる。
温泉の目の前にある、昔ながらの風情のおそば屋さん。
そばどころならではのこだわりの田舎そばは、歯ごたえがあっていい香りがする。
この時期ならではの山菜の天ぷらは、地酒とよく合って、思わず杯を重ねてしまうね。
朝食は、古民家まで届けてくれるケータリング。
快適な古民家のベッドで、いつもより朝寝坊ができるのがうれしい。
あまり馴染みのない「蕎麦がゆ」を選んだら、柔らかな口当たりと素朴な味わいがとても美味しかった。
漬物や付け合わせのお豆腐もこの地域ならではの田舎らしい味つけ。
午前中は、古民家のすぐ近くに住むというおじいちゃんがガイドをしてくれて、
古民家のある茅野市「金沢」集落のまちあるき。
この町のそこかしこに宿場町の跡が残っていること、今も昔も山とともに暮らし、山をとても大切にしてきたこと、
そして何より、今でも山や水の恵みが豊富なことを実感できた。
お昼ごはんは、地元のおばあちゃんに郷土料理を教わりながら一緒につくり、一緒に食べるという贅沢なプログラム。
腰が低くて、笑顔でもてなしてくれるおばあちゃんに癒やされながら、昔はお葬式の時にしか食べなかったというおもてなしの料理を教えてもらう。
かつてそれを食べた人たちの気持ちを想像しながら、大切にいただいた。
夕食は、可愛らしいわっぱに入った料理を届けてもらった。
落ち着いた古民家で食べる美味しい和食は、最高の贅沢。
最終日は少し早起きをして、古民家の周辺を散歩。遠くに見える八ヶ岳の山並みがとても美しい。
山に張り付くように広がる小さな田畑や、こぢんまりとした町の様子が、なんだかとても愛らしく思えた。
たった2泊しただけなのに、まるで自分の家みたいに馴染んだ【金渓】。
帰ってしまうのがもったいないような気持ちでチェックアウト。
また、別の季節にもぜひ訪れたい。
チェックアウトしたあとも、予約していたアクティビティに参加。
金沢の町の農家さんのお宅にお邪魔して、畑から一緒に新鮮な野菜を収穫し、軽く調理していいただく。
収穫したばかりの野菜は、太陽と土の味がするね。
季節を感じながら暮らすの、ちょっとうらやましいな。
帰りがけには電車に乗って「上諏訪」駅へ。お目当ては、この地域で最も有名なお酒、「真澄」をつくっている蔵元の宮坂醸造さんへ。
お店の人の説明を聞きながら、味わいも見た目も違う何種類もの日本酒を試飲して、お気に入りの一本を購入。
いいお土産を手に入れて、ほろ酔い上機嫌で帰りの電車に。
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