地元ガイドの案内で、標高1100mの笹原集落をぐるっと回る、約2時間のまちあるきです。
昔ながらの古民家と蔵が立ち並ぶまちなかを歩きながら、お住まいの方のお宅の敷地におじゃまして、伝統的な家の造りや笹原ならではの美しい庭と池、そして蔵とそれにつけられた立体的な装飾「こて絵」などを見て回ります。
また、まちのなかに点在するお地蔵様や数多くの小さな神社、そしてまち全体の守り神である"うぶすな(産土)"の神社。こうした祈りの場所を見学しながら、まちをつくり、維持してきた方々の想いを聞きます。
①古い町並みと素朴な祈りが残るまち
②豊かな水と農が支えるまち
③厳しい冬に備えたくらしのまち
④人と人の距離が近いまち
をコンセプトに、地域を知り尽くしたおじいちゃんたちの案内で回る2時間。
小難しい歴史の話ではなく、かつては日本のどこにでもあった「懐かしい」空気を感じることができる、ほのぼの交流まちあるき。
八ヶ岳の麓、標高1100mにある「山の里」笹原地区は、人口262人の小さな集落。
またここは、絶景スポットとして知られる御射鹿池の水を農業に利用している「水の郷」でもあり、真冬には氷点下20℃になることもある厳しい環境の場所でもある。
笹原には、たくさんの魅力がある。
370年前に開拓されたときの町割りをそのまま残した碁盤の目の構造。
数多く残る立派な蔵と、それぞれの蔵につけられた鏝絵(こてえ)とよばれる漆喰製の見事なレリーフ。
江戸時代に手掘りでつくられ、今も利用されている農業用水路「北ノ沢せぎ」。
しかし何よりも魅力的なのは「人」だ。
全国の多くの集落と同じく少子高齢化が進む笹原だが、そこで暮らすおじいちゃんおばあちゃんたちは驚くほどに元気で、行動力にあふれている。
自分で軽トラックを運転し、自家用の畑を耕して自給自足に近い暮らしを営み、若い人たちに郷土の料理を教える90歳のおばあちゃん。
集落中をまわって蔵や鏝絵の意味や由来を調査したり、公民館に眠る古文書を広げて分類するおじいちゃんたち。
好奇心が旺盛で話好き。まるでふるさとの親戚のように、外から来た人たちを笑顔で迎え入れてくれる。
そんな笹原の人々が、大好きな笹原を未来に残すために立ち上がった。それが「笹原観光まちづくり協議会」だ。
笹原の魅力を広く伝えるためにはどうしたらいいか、連日のように顔をつきあわせて意見を出し合っている。
今回の旅で御射鹿池と笹原の集落内をガイドしてくれるのが、この「笹原観光まちづくり協議会」のメンバーだ。
ツアーでは短時間だが、笹原を愛する彼らのとっておきのガイドを楽しんでほしい。
そしてまちあるきの際にはぜひ、集落の「人」にも注目してほしい。
真冬には氷点下20℃になることもある標高1100mの郷の、暮らしの知恵が詰まったまちをめぐります。
実施期間 | 通年 | |
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申込締切 | 7日前 | |
所要時間 | 2時間(開始時間はお客様のご希望に合わせます) | |
定 員 | 10名(最少催行2名) ※1名の場合、2名分の料金で催行可能です | |
料 金 | 1名あたり | 大人(12歳以上)2,200円(税込) ※対象年齢未満の方の同行可能(無料) |
料金に含まれるもの | ガイド料、保険料 | |
支払い方法 | クレジットカード又はお振込みにて事前決済をおねがいします | |
キャンセルポリシー | 一週間前:料金の30% 3日前:料金の50% 前日:料金の70% 当日:料金の100% |
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アクセス | JR 茅野駅から車で20分 |