限られた空間、限られた大人とのかかわりだけで生活している毎日。
こどもには、色々な体験をさせてあげたい、世界はもっと広いことを伝えたい。
そんなご家族のために、「はじめて!」をたくさん集めた旅のご提案。
冬の茅野にはココでしかできない体験がたくさん。
色々なことを楽しく体験しながら、そこに流れる物語や苦労を知ること、そして地域の大人たちとの関わりはこどもが大きく成長するきっかけに。
所要日数 | 1泊2日 |
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期間 | 1月-2月 |
特にオススメしたい人 | こどもに新しい体験をさせてあげたい家族 |
茅野市出身の奥様が料理、ご主人が配膳を担当し夫婦で営む築110年の古民家カフェ&ギャラリー。まずは土間でくつをぬいで店内へ。
学校給食の栄養士や中学校の家庭科教師をされていた奥様の作るランチメニューはランチタイムのみ提供される「指北庵膳」1種類。和食がメインで、冬は「ジャコ大根めし」「油荏(あぶらえ)餅」「凍り豆腐の肉巻」「掻(か)き大根」「カレイのフライ」「豚汁」などのセット。
この地域ならではの厳しい寒さを利用してできた「凍み豆腐(凍り豆腐)」料理は定番の1品。こどもたちにとっては、初めて食べる料理ばかりかも? 素朴な料理なのにびっくりする程おいしいのは、素材の良さと、ご夫婦の愛情がたくさん詰まっているから。
田植えや、稲刈り、野菜の収穫はイメージができるけど、お米も野菜も収穫の終わった寒い寒い冬はどのように過ごしているのか。
標高の高い、高原エリアの寒い寒い冬こそ、実は地元らしい体験がたくさん待っている。
薪ストーブを置いている家庭では薪割。
ケガをしないコツは、足をしっかり開くこと。初めての斧は思ったより重く、農家さんが割るようにはなかなかうまくいかないけど、割れた瞬間は思わずガッツポーズをしたくなるほど。
そして、その薪は来年の冬に使うために薪置き場で干す。つまり今回お部屋を暖めてくれるのは、昨年農家さんが割っておいてくれたもの。来年の農家さんや体験に来る方のために、たっぷり割りたい。
薪割のあとは、マッチをつかって薪に火をつける。
火が着きやすい木ってどの木かな?空気はどのように流れるの?炎はどんな動き?
簡単そうで、意外と難しい着火の体験は大人も夢中に。
さらに、庭木の冬越し準備期間であれば、藁ボッチ(植物の霜よけ、防寒、冬化粧の装飾)作りなど、自然や季節の移ろいを感じられる手仕事を一緒に。
冬の田舎暮らし、日の短いこの期間は、室内での作業も多いもの。ポカポカのお部屋で豆の選別、藁草履、鍋敷き作り。また干し柿、切り干し大根、漬け物、味噌、醤油等々の保存食を作りも。
「早く、早く」と言いがちな毎日から離れたいなか暮らしは、時間が美味しくしてくれるものに気づかせてくれたり、早くて効率がいいのが一番ではない、ゆっくりから生まれる大切なことが感じられる時間になるはず。
夕方からは、家族みーんなで夕食作り。
春は山菜、夏は畑の野菜、秋はきのこ、そして冬は保存食。スーパーで買ったものを冷蔵庫から出すのではなく、自分で作ったものを加工し保存しておいて、蔵や倉庫からだしてきて冬中食べる。地元のおばちゃんに教えてもらいながらの食事作りでは、料理を通してこどもたちのまだ見ぬ才能が発揮されるかも? そしてもちろん、みんなで作ったご飯をみんなで食べると、とっても美味しい! たくさん食べて、話して、笑って大家族みたいな楽しい時間を。
夜にはあったかくして星空観賞。標高800m、空気の澄んだエリアならではの星空は格別。
お子様連れに優しいファミリーペンションKUU。
おススメしたいのは、こどもも大人も楽しめる絵本をおいた読書スペース、おもちゃも用意されたプレイスペース。料理には美味しいお水と食材を使用し、じっくり時間をかけて味を浸み込ませたお肉料理をメインの親しみやすい家庭料理と焼き立てのパン。こどもたちに携わる仕事をしてきたオーナーだから出来る経験を活かしたおもてなしで、楽しく過ごす家族旅行をお手伝いしてくれる。
オリンピックスピードスケート金メダリスト小平奈緒選手を生んだ茅野市。毎年冬になると小学校の校庭を整備してスケートリンクにするという「ワザ」が、地域住民の絆と想いによって長い間受け継がれている。
そんな地域の繋がりで作られたリンクで地元で長年スケートを教えているおじちゃんコーチが、地元のこどもたちに教えるように愛情たっぷりに教えてくれる。まずは氷の上の歩き方のレクチャーからスタートし、靴の履き方、滑り方とステップを踏んで。そして、プログラムの後半では、小学校の校庭がリンクになるまでを、熱くそして楽しそうに語ってくれる。
地元住民に人気のトロトロ温泉。
毎日通う常連さんたちは「こんにちは」「お先に~」とみなさん挨拶を交わされるあたたかい空間。
もちろん泉質も良く、湯上りの体の温かさは長い時間 さめにくいと評判!
午前中のお風呂はまだ人も少なく、ゆっくり過ごせてオススメ。
お蕎麦屋さんがおススメするのは年明けのそば。新そばの時期から少したって、粉に含まれる湿気が均一になって落ち着くから。店主は、声を掛ければ気さくに色々と教えてくれる。
そんな店主が作るのは、まさしく信州田舎そば。挽きぐるみの粉に実の殻を挽いた粉(黒粉)を使い、お湯打ち足踏みで作る、黒くて太くて味が濃いそば。蕎麦以外にもうどんやスイーツもあり、椅子席もお座敷も。家族みんなで旅の振り返りをしながら、ワイワイと。
このモデルコースをベースに、あなただけの旅程を作成することができます。
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