そばといえばだれでも麺のイメージが浮かぶと思いますが、そば粉の利用方法はそれだけではありません。
八ヶ岳の麓の茅野で昔から食べられている「そばがき」のほか、新しく考えたそば粉を使ったおやつ、様々なそば料理などなど。
そこで、茅野市在住のクリエイティビティあふれるそば職人と一緒に、そば粉の特徴を学び、食べ比べ、自分でブレンドしたそば粉でおやつ作りに挑戦します。
まずは、そばの歴史、信州そばのおいしさのヒミツま学ぶところから。
つづいて、そば粉本来の香り、風味を色々と味わい比べ、最後はいよいよ自分で作ってみる。
そば打ち以外の方法で、さらに深く、そばを楽しむ。
まさに「そば粉研究所」とよべるアクティビティ!
茅野市内にある「勝山そば店」で、黒くて太いお湯打ち足ふみ田舎そばを提供して約半世紀。
そのルーツは、地元の家庭で作る田舎そば。
かつて製粉技術が無かったころは、この地域の各家庭で自家栽培のそばを石臼で挽いていた。小麦粉が貴重だったので、つながりの悪いそば粉を、熱いお湯でつなげていた。その打ち方、味を先代が引き継いで、当代の新一さんも昔ながらの田舎蕎麦を提供している。
「私がこうしてそば屋を続ける理由の1つは、やはり“ 勝山” というブランドでしょうか。
未だ中央自動車道もない頃、先代の親父が、誰もが『あんな所で商売なんて出来ない』と言った町外れの国道の峠に、お湯打ちの黒い田舎蕎麦“勝山そば店”を始めました。当時スキーに行くにも、諏訪湖の花火も、高遠の桜も、国道を通ったから勝山に寄りました。そしていつしか『あの峠の黒い田舎蕎麦の勝山さん』と多くの人々に呼ばれ親しまれるようになりました。そんな時代の勝山に私は生まれ育ったのです。
若かりし頃「そば屋は継がない」と決めていましたが、どう切りはなそうとしても自分は勝山なのだ、勝山が自分のアイデンティティーなのかもしれないと思うようになりました。
また、元々私は『感覚的』な思考や表現が得意だったようで、そういった感覚から、ときに固定観念に囚われず新しいのもを取り入れたり、表現しようとしているのかもしれません。」
という言葉の通り、新しい食材や調理法にもチャレンジしたり、郷土料理をとりいれたメニュー開発などの活動にも参加されている。
そんなフットワークも軽く、アイディアマンの新一さんのアイディアで生まれたのがこのアクティビテイ。
新一さんと一緒にそばの世界を楽しんでほしい。
【 勝山そばの名前の由来 】
昔武田信玄と上杉謙信の戦があったころ、信玄が上越に攻め入る時、山で野営をした。( 以前勝山があった国道の峠辺り)
その際、信玄公がその地の老人に「ここは何という山か?」と尋ねたところ、その老人は信玄公の戦の縁起を担ぐ意味をこめ
「この山は勝山(カツヤマ)と申します。」と答えたという。信玄公はそれを聞きたいそう喜んだ。それから周辺の人々はその山を勝山・カツヤマ・カチヤマと呼ぶようになった。
私の親父が茅野駅前で創業。後、宮川坂室の国道の峠に移転する際、屋号を考えていた。
準備する中で、坂室地区の古老からこの話を聞いた。
色々候補があったが勝山が気に入り、勝山とした。
実施期間 | 通年(7/20-8/31を除く) | |
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申込締切 | 7日前 | |
所要時間 | 2時間 | |
行 程 |
16:00 集合してまずは皆で自己紹介 16:10 茅野のそば粉の歴史と文化:「そばの実って見たことありますか?」「そばがきって食べたことありますか?」こんな質問から、徐々に麺ではないそばの世界へ。 16:30 蕎麦がき食べ比べ:産地のこと、挽き方のこと等々、お話を聞いた後に、いよいよ目の前で作った出来立てのそばがきにして味わいます。 17:30 そばがきおやつ作り体験:最後は思い思いの配合でそば粉を混ぜ、オリジナルのブレンドそば粉にておやつを作ります。 18:00 終了予定 |
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定 員 | 4名(最少催行大人2名※大人2名分払えば1名でもOK) | |
料 金 | 1名あたり | 大人(中学生以上)4,510円(税込) こども(4才~小学生)2,255円(税込) ※3才以下無料 |
料金に含まれるもの | ガイド料・体験料・試食・保険 | |
支払い方法 | クレジットカード又はお振込みにて事前決済をおねがいします | |
キャンセルポリシー | 一週間前:料金の30% 3日前:料金の50% 前日:料金の70% 当日:料金の100% |
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アクセス | JR中央線 青柳駅から徒歩10分/JR茅野駅から車で15分 ※詳しい場所は予約完了後にご案内いたします |