森の奥、静かな斜面に佇む一棟の建物。
それが「古過庵(ふるすぎあん)」です。
2024年の秋、建築家・藤森照信先生と、全国から集まったワークショップ参加者の手によって、一本の木、一枚の皮、一握りの土から生まれた“竪穴式住居”。
それは、縄文の知恵と現代の創造が響き合って生まれた、縄文時代の復元住居です。
あれから一年。
季節ごとの風が吹き抜け、森の生きものや人々の笑い声が重なりながら、古過庵はゆっくりとこの地に馴染んできました。
その1周年を祝う日が、〈古過祭〉です。
焚き火の煙が空へと立ちのぼり、
子どもたちの声や、藤森先生の語る言葉が森に溶けていく。
火を囲みながら、食べ、語り、感じる。
そんな一日を、今年の秋もみんなで過ごします。
自然の恵みに感謝しながら、
“生きる”ということをもういちど見つめる時間。
藤森建築の世界に惹かれる方も、地元のご家族も、
どうぞ森のなかのまつりへ、あそびにいらしてください。
🔔 特別プログラム
オープニングセレモニー(10:00〜)
スペシャルトークショー(10:15〜)
古過庵1年間の活動報告(11:30〜)
藤森照信先生トークショー(13:00〜)
終わりの会(14:50〜)
🍲 グルメ
縄文汁(縄文亭):ジビエ・長芋・きのこを使ったあたたかいスープ
縄文惣菜(いもいもらんちゃん):旬の素材でつくる素朴な縄文風おかず
縄文スイーツ(CAFÉ FIKA):エゴマやクルミを使った焼き菓子、コーヒー、甘酒
🪶 体験
火起こし体験:力ではなく、呼吸と観察。火がつく瞬間の歓声が森に響く
弓矢体験:風を読み、矢を放つ。集中の先にある静けさを感じて
石斧体験:昔の道具で木を切る。手の感覚で時代をたどる
古過庵解説ツアー:「どうしてこうなっているの?」住まいの知恵を発見
縄文畑の実り展示:みんなで育てた畑の恵みを紹介
鹿皮展示:森のいのちが形を変え、あたたかさを伝える




| 実施期間 | 2025年11月23日(日) | |
|---|---|---|
| 所要時間 | 1日(出入り自由です) | |
| 行 程 | 
           10:00 オープニングセレモニー 10:15 スペシャルトークショー 11:30 古過庵での1年間の活動報告 13:00 藤森照信先生トークショー 14:50 終わりの会  | 
      |
| 定 員 | 100名 | |
| 料 金 | 1名あたり | 大人500円 小中学生300円 | 
| 料金に含まれるもの | イベント参加費、保険代 | |
| 支払い方法 | 当日現金にてお支払いください | |
| キャンセルポリシー | ||
| アクセス | お車で:中央道諏訪インターから約25分(お車は尖石縄文考古館の駐車場をご利用ください) バスで:JR茅野駅よりバスにて約20分(9:20分発のバス) | |