― 自分を解放し、五感を満たす、とっておきの場所へ。―
この旅は、ただ観光地をめぐったり、宿に泊まったりするためのものではありません。
情報や人とのつながりから少し距離をおいて、自分の感覚をひとつひとつ取り戻していく、そんな時間です。
何かを「しなきゃ」ではなく、ただ、深呼吸して、感じることに身をゆだねてみる。
森の音、土の香り、空の広さ。
五感がほどけていくうちに、心のまんなかに「ほんとうの自分」が戻ってくる。
ここで過ごすひとときが、忙しい日々の中で忘れかけていた、自分らしさと出会いなおすきっかけになりますように。
所要日数 | 2泊3日 |
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期間 | 5月~12月 |
特にオススメしたい人 | 情報や人と少し距離をおいてひとり時間を過ごし 自分らしさを取り戻したい人 |
新宿から特急あずさで約2時間半。茅野駅に降り立ったら、案内所へ。送迎車で向かうのは、小さな集落にひっそり佇む一軒家「金渓」。
どこか懐かしく、初めてなのに落ち着く空気に包まれながら、スタッフによるルームツアーへ。古民家や調度品一つひとつに込められた想いや物語に触れる時間は、自分の感性がほどけていくよう。
*ヤマウラステイを詳しく
豆から淹れたコーヒーを片手にほっと一息ついていると、ニコニコ笑顔の地元のおじいちゃんが玄関に。
おすすめされた集落ツアーに出かければ、ただの「観光」ではない、土地の記憶にふれるようなひとときに。
まるで親戚の家を訪ねたような、あたたかなおしゃべりとともに、心がほどけていく。
夕食は地元食材をふんだんに使った、特別なケータリング。お料理を届けてくれた方との短い会話にも、地元の温かさがにじむ。一人で過ごす安心感と、人と交わる心地よさ。その絶妙なバランスがうれしい。
夜になり、ふと外へ出てみると、そこはまるで天空の展望台。灯りのない山里で見上げる空は、想像以上の星の海。天の川までうっすらと見えることも。
流れ星に出会える日なら、願いごともきっと届く。
朝の静けさの中、元気な「おはようございまーす!」とともに届く朝ごはん。
地元のおばあちゃんがキッチンで仕上げてくれる料理は、まるで実家の朝のよう。旬の野菜の話、美味しい食べ方のコツ、暮らしの知恵。五感が目覚める、やさしい朝。
いよいよ、今回の旅のハイライト。
田んぼを抜け、森の奥へ。
用意されたオーガニックコットンの服に着替えたら、時間に縛られない、自分の感覚だけに従う一日が始まる。
木漏れ日、風の音、鳥の声。五感をすべて開いて、ただそこに「いる」ことの豊かさを味わって。
*森と、ピアノと、を詳しく
森で過ごした帰り道、地元の方が毎日通うという評判の温泉に立ち寄って。
とろとろの美肌の湯に身を沈め、サウナや水風呂で温冷浴。体の芯からほぐれたら、地元の美味しいお水で喉を潤して。日常からすっかり遠ざかった、自由な心とからだ。
夜は、金渓でいただく穀物菜食のディナー。
自然との調和をテーマにした一品一品は、心も身体もふっと軽くなるようなやさしさ。一日をゆっくり振り返りながら、静かに満たされていく。
前日と同じおばあちゃんが、また「おはよう」と笑顔で訪ねてきてくれる。ふとした会話に、昨日より少しだけ距離が近づいたようなぬくもり。
「またおいでね」と見送られたときには、すっかり顔なじみのような気分に。
チェックアウトのあとは、駅の案内所へ荷物をあずけて、レンタサイクルでゆっくりと。
自転車だからこそ出会える、道ばたの草花の香り、軒先から聞こえる生活の音、風にゆれる水田のひかり。そんな小さな気づきが、旅の余韻をやさしく深めてくれる。
途中、諏訪大社にも立ち寄って、静かに手を合わせる。心が整っている今だからこそ、自然と湧いてくる「ありがとう」がある。
最後は駅近くのカフェでランチを楽しみ、お気に入りのお土産を探す時間も。風のように軽やかな心で、また日常へと帰っていく。
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