長野県茅野市。国宝級の縄文遺跡が眠るこの地で、縄文人の暮らしにヒントを得て、自然とともに暮らす力を一年かけて “じっくり取り戻す”旅。
舞台は、実際に縄文時代の集落があった遺跡の隣接地に建つ竪穴住居「古過庵」。
自然環境の中に人間の営みがきちんとある土地で、自然との付き合い方を覚えて、衣食住とそれに結び付く技術(アート)や工芸(クラフト)をひとつひとつ実践します。
彼らが自然とどう向き合い、工夫して生きていたかを、自らの暮らしに引き寄せて感じ取るために、可能な限り「本物」であることを大切にしています。
およそ2か月に1度、6時間かけてじっくり体験し、毎回出される小さな課題を通して、日々の暮らしの中にも縄文の感覚が浸透していくことを目指します。
土地そのものが語りかけてくるような場所で、自分の感性を研ぎ澄ませながら、縄文を“体験”するのではなく、“生きる”1年間を過ごしませんか?
この体験を導くのは、ただのガイドではありません。
縄文時代の発掘を自ら手掛けた考古学者、国宝級の遺跡を見守り続ける学芸員、そして、縄文の感覚を生きる森のプロフェッショナルたち——。
東京での学芸員時代に「多摩ニュータウンのヴィーナス」を発掘した考古学者がメイン講師として参加。さらに、尖石縄文考古館のベテラン学芸員と若手ホープが、発掘された本物の黒曜石や土器を前に、縄文人の暮らしをリアルに伝えます。
そこに加わるのが、地元出身の黒曜石研究者や、縄文の感覚を日々の暮らしに息づかせている、森や木のプロフェッショナルたち。
火をおこし、土と向き合い、自然と共に生きることの本当の意味を、体験を通して伝えてくれます。
この地ならではのスペシャリストとともに、縄文の世界へ足を踏み入れてみませんか?
1956年川崎市生まれ。法政大学文学部史学科卒業。日本考古学協会会員。
東京都埋蔵文化財センター主任調査研究員、神奈川県立東高値森林公園副所長、川崎市市民ミュージアム主任学芸員。2020年茅野市に移住。
主な論文 「縄文前期集落の構造」法政考古学、「住居型式論からの視点」東京都埋蔵文化財センター「縄文生活-あるいは縄文スローライフ」東京都埋蔵文化財センター、「なわと縄文」縄文時代の考古学
申込締切 | 7日前(定員になり次第締切ります) | |
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所要時間 | 各回約6時間 | |
行 程 |
第1回 4月12日(土) 第2回 6月14日(土)-15日(日) 第3回 7月26日(土) 第4回 9月13日(土)-14日(日) 第5回 11月8日(土) 第6回 1月17日(土) ※参加資格:現地まで各自で集合できる方・10歳以上 |
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定 員 | 20名 | |
最少催行人数 | 1名 | |
料 金 | 1名あたり | 登録料:3,000円/人(尖石縄文考古館年間パスポート・講師著書「縄文生活・事務手数料) ★参加費が別途必要 各日:大人7,000円 こども(10歳~高校生)3,500円 こども(茅野市10歳~高校生)2,500円 |
料金に含まれるもの | 体験料・ガイド料・保険料 | |
支払い方法 | クレジットカード又はお振込みにて事前決済をおねがいします | |
キャンセルポリシー |
出席、欠席にかかわらず毎回ご案内する、出欠確認フォームへの期限内のご入力をお願いします。ただし準備の関係で直前のキャンセルは下記料金を頂戴します。 7日前:料金の30% 3日前:料金の50% 前日:料金の70% 当日:料金の100% |
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アクセス | お車で:中央道諏訪インターから約25分 バスで:JR茅野駅よりバスにて約20分(9:20分発のバス) | |
集合・解散 | 現地集合・現地解散 茅野市尖石縄文考古館(長野県茅野市豊平4734-132) |
お申込みフォームに必要事項をご入力の上、担当者からの返信をお待ちください。