2024.10.18

”藤森式”竪穴住居をつくろう!通信3

ワークショップ2日目のお話です。
竪穴住居づくりのための素材集めを初日に続いて行います。
この日は、柱同士を縛るときに使う紐やロープになるものを、森の中から調達。樹種は藤。この藤の蔓を使うのですが、外に出て気に絡んでいるのは固いので、根っこを横に剥いでいくようなイメージで採取します。藤は水気のある所に生息していたので、急な斜面に降りて泥だらけになりながらの作業でした。

まずは、藤の根を取り、それを道路に引き上げて、ひげ根をハサミでカットして、くるくるまとめるところまで。どのくらい必要かわからないけれど、できるだけたくさん、できるだけ長くということで参加したメンバーの頑張れる範囲で半日ほど作業を行いました。


この日に参加してくれた、茅野市の小学生の一言がしびれましたので、ご紹介します。
新聞記者の方が取材に来られていて、どうして今回のワークショップに参加しようと思ったの?という質問に対して、「茅野市民だから!」ですって。
そして、お楽しみのランチ。この日は、森の家花蒔店のお弁当でした。

茅野市らしいものをということで、凍み豆腐、天寄せなどのほかに、イナゴ!参加者同士の会話のネタにもなり、盛り上がりました。
つづく